和骨董WA-COTTOO Jスタイル 文机FUZUKUE 楓(かえで) スモール 寺子屋デスク アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
DK0142
日本
1900年代 和骨董WA-COTTOO Jスタイル 文机FUZUKUE 楓(かえで) スモール 寺子屋デスク
| サイズ | 幅 730mm 奥行 340mm 高さ 280mm 収納部内寸・幅 455mm 収納部内寸・奥行 260mm 収納部内寸・高さ 65mm | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
デニムの和骨董企画パートⅡ、 江戸クラシックEDO-CLASSIC編の商品です。
こちらは骨董ファンのお客様より入手しましたメイドインジャパンの「文机(ふづくえ)」になります。
スモールサイズの文机で、「ちゃぶ台」より少し小さいくらいと思います。
明治から大正のころ「寺子屋で使われていた」ということで入荷してきました。
今から1世紀ほど前に作られたもの、ということになります。
純・和骨董な「文机」を、西洋アンティーク”カフェテーブル”風にリメイクさせていただきました。
・・江戸時代から伝わる日本独特のストレートフォルム。
そんな純日本風、直線基調の古典的な和骨董を、
デニムでは「江戸クラシック」と呼ぶことにいたしました。
あくまでデニムオリジナルですので、念のため。
ちなみにデニムの「和骨董」は、こちらの古来からの純日本風「江戸クラシック」、
和に洋を取り入れた「明治・大正ロマン」、独自の近代デザインに発展させた「昭和レトロ」
の3部構成としています。
さて、収納スペースがあって、和室ではデスク、洋室ではカフェテーブルとして使えるローテーブル、「文机」。
万能な機能性を持つ日本伝統の和家具になります。
ちなみに文机は、座卓やちゃぶ台などと比べてもはるかに古い家具になります。
もともと神様にお供えするような、地面に直接置けないような供物などをのせるために作られた
4本脚の台が「文机」のルーツ。
記録では平安時代のころには、すでに「つくゑ」として存在していたようです。
その後、「つくゑ」は読み書きをするための台に変化していきますが、
私たちが一般にイメージする「文机」のデザインは、
西欧デザインの影響を受けた明治～大正時代に形作られたようです。
しかしながら、こちらはそのちょっと前の時代のもの。
寺子屋で使われていたと思われる「文机」。
江戸から明治時代の「学習机」、といえばよいでしょうか。
デザインから見て実際に当時の「寺子屋」で使われていたもののように思われますが、
公共施設で使われる木製家具は一般的に質の高い優良家具。
したがって、一般大衆向け家具であるちゃぶ台などと比べて品質に差が少なく、
良品の多いのが、「寺子屋文机」の特徴と言えます。
洋家具のように直して使うことが可能だった、ということも
永く使い続けられている理由のひとつかもしれません。
こちらの文机を見てください。
1世紀近くは経過しているというのに、全く変形を見せない素材と、
ほぞ組の設計精度の高さ、そして使い勝手を配慮した機能性。
実に素晴らしいです。
明治から大正時代、と言えは約100年以上前ですから19世紀末から20世紀初めのころです。
このころのヨーロッパの、ローテーブルと比べてみてください。
全く遜色なく、既に同等、いや使い勝手の良さでは勝っているのではないかと思います。
小ぶりでも容量充分の1ドロワーは、雑多な小物の整理などに活躍してくれそうで、
現代でも今なお、実用性は十分ありそうです。
デニムがアクセントでお付けした、英国直輸入品、
真鍮製セグメントファニチャーノブも、きらりと光るセンスでしょ。
和室はもちろん、洋風なアンティークのリビングにもピッタリなインテリア性です。
ソファセットのセンターテーブルとしても、全く役不足ではないクオリティと思います。
「寺子屋」といえば、日本が世界に誇るかつての優れた教育システム。
その歴史の一里塚を、次代にお伝えいただければ幸いです。
アンティーク上級者の方に。
自信をもって”コレクティングファニチャー”としておすすめいたします・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
日本の文机をご紹介いたします。
楓(かえで=メープル)と思われる天板無垢板の「縮杢(ちぢみもく)」がひときわ目を引きます。
メープルといえば、「玉杢」の出た”バーズアイ・メープル”などは
ヨーロッパでも非常に人気のある、サテンウッド系の家具材です。
製作当時も高級な部類のお品だったのではないでしょうか。
入荷時のコンディションですが、構造的にはおおむねしっかりとしていました。
塗装面でも日常使用された小傷やシミなども多少ございましたが、
致命的な問題ではありません。
大切に扱われてきたのが伺われるような良い風合いでした。
巡ってきた時代を考えるとグッドコンディションと言って差し支えないでしょう。
しっかりとメンテナンスに手を尽くせば美しく仕上がることが予想できました。
ただ、抽斗(ひきだし)があとから作りつけたものなのか、奥行きがあっておらず、
抽斗の前板が少し前方にはみ出してしまう状態でした。
こちらはサイズ調整することに致しましょう。
まずは構造の強化から始めました。
もともとしっかりとしておりましたが、
補強程度に締め直し致しました。
この先も長くお付き合いいただける強度が出たかと思います。
天板の無垢板も収縮の違いから多少の起伏はございますが、全体としてフラットで、
実用に差し支えるレベルではないかと思います。
躯体は4本脚に横貫が左右に入っている仕様ですが、がたつきぐらつきはありません。
抽斗(ひきだし)も滑りは良好なレベルです。
続いてお掃除です。
全体にすすけた印象でしたので、木肌の回復とクリーニングを兼ねて
サンディングで表層の汚れた部分を削り落とします。
表も裏も隅々磨き上げます。
美しい木目があらわになりました。
もちろん引き出しの中や裏側もぬかりはありません。
サンディングの後は水拭きと「CR0290 ハワードHOWARD オレンジオイルOrange Oil 16oz(473ml)」
で落とせる汚れは徹底的に落としましたので、クリーンな印象を持っていただけるものと思います。
前述の抽斗の問題につきましても、サイズがぴったり合うよう奥側をカット。
サイズを合わせたのち、組み直しました。
これで元のさやに納まった感じです。
開閉もスムーズですのでご安心ください。
取っ手に関しましては、入荷時のものは製作時のオリジナルではなく、
後年に交換されたもののようでした。
ただ残念ながら劣化が激しく、安心してお使いいただくため、交換することにいたしました。
交換する取っ手は、サテンウッド系の素材に合わせ、英国アンティークで人気のノブ、
「CR0142 真鍮製セグメントファニチャーノブ25サイズ /ポリッシュ仕上げ」をセレクト。
小振りなゴールドの輝きが上品なアクセントになっているかと思います。
あたかも日本の「菊花紋章」のようで、和骨董にぴったりですね。
続いて美観の回復です。
気になる小傷や欠けなどには一つ一つパテを充填して均します。
サンディングでは白木に近い状態にまで磨き上げましたので、
カラーはお好みで濃くも薄くもできます。
ただ、一度濃くしてしまうと、薄い色に戻すのは大変なので、
やや薄めの「あめ色」くらいにします。
このくらいにしておけば、あとでお好みで濃くもできますし、
お使いいただくうちに、自然にアンティークブラウンに育てていただくことも可能です。
仕上げは保湿用オイルを刷り込みしっかり乾燥するまで待ってから
天然素材由来のシェラックニスを塗布します。
色の微調整を挟みながら数回塗り重ねます。
天板の縮杢が輝きを取り戻し、見る角度によってキラキラと表情を変え、動いているかのようです。
マホガニーやウォルナットとはまた違った、サテンウッドならではの高級感があります。
ぜひ、写真ではなく生で実物を見ていただきたい美しさです。
お届け前には天然蜜蝋ワックスで丁寧に磨き、仕上げます。
正直なところを申しまして、文机ウィークに関連いたしまして、
年季の入った文机たちが続々と入荷してきました時点では、なんだか似たようなのがいっぱい来たな、
くらいに思っておりました。
しかし実際にメンテナンスしてみますとどれも個性豊かです。
木目も雰囲気も、一つとして同じものはありません。
見比べていただいてお気に入りの一点を見つけていただければと思います。
こちらのお品も、担当職人から自信を持ってお勧めいたします。
(Restorer/MJ)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
今から110年ほど前、何と!江戸時代に製作された文机です。
どこか日本の懐かしさを感じさせるお品です。
天板はしっかりと木目が出ていますし、
つるつるより、木のぬくもりの感じられる天板は、やはり良いですね・・。
和室だけでなく、モダンなお部屋にも合いそうです。
気になる状態ですが、デニムでもきちんとお手入れさせていただいているので、
110年も経っているとはいえ、まだまだ現役でお使いいただけるお品です。
これから150年、200年後に継承していただきたいと思います!
当時の高級品である日本の最高級家具材を使用したカエデ一枚板のデスクが、
和骨董ならではのバリュープライスです!
ぜひ、ご検討ください!!
(Sales /TJ)
★EXTRA PHOTO
↑江戸時代の寺子屋のイラストです。
文机をご覧になってください。
↑白紙はA4サイズです。
↑白紙はA4サイズです。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | 和骨董WA-COTTOO Jスタイル 文机FUZUKUE 楓(かえで) スモール 寺子屋デスク | |||
| 品番 |
DK0142
|
管理番号 | Lot16-8_0423 | |
| 販売価格（税込） | 21,600 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ | 幅 730mm 奥行 340mm 高さ 280mm 収納部内寸・幅 455mm 収納部内寸・奥行 260mm 収納部内寸・高さ 65mm | |||
| 送料ランク・重量 |
Aランク 送料目安：3,190円～4,290円
（沖縄 5,720円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 家具/Furniture ＞ デスク | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | 日本 | 年代 | 1900年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | 日本 | 年代 | 1900年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ミディアム系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | あり | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ａ | |
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商品数：0点
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