OriginalトーネットTHONETベントウッドチェアNo14ファーストモデル アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
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DC1054
オーストリア
1870年代 OriginalトーネットTHONETベントウッドチェアNo14ファーストモデル
| サイズ | 幅 420mm 奥行 475mm 高さ 915mm 座面高 460mm 座面奥行 390mm | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
ついに・・ついに、悲願のアンティークを、再び入手いたしました!
ミヒャエル・トーネット生誕の地であり、現ゲブルダートーネット社の本国、ドイツより、
コレクター所蔵品を確保、です!!
今から150年ほど前の1860～1870年代、旧トーネット社オーストリア工場でつくられた、
オリジナル・トーネットのNo14ファーストモデルです。
・・もう、こちらのチェアについて、詳しい説明は不要ですね。
何度もデニムサイトでご紹介させていただいている通り。
そう、今から150年前、ミヒャエル・トーネットがデザインし、
今尚、世界各国でつくられ続けている史上最高の名作椅子、No14チェアです。
こちらの1脚は、その最初期、ファーストモデル。
創始者ミヒャエル・トーネットがまだ健在だった時代のオリジナル・トーネット社製です。
ファーストモデルのどこがすごいって、世界で初めて、完全なノックダウン(組み立て)式となった
記念すべきモデルにあたるのです。
以前にご紹介させていただいた、現ドイツ・トーネット製、
No14ファーストモデル復刻版 (DC0742) のオリジナルデザインそのものです。
座裏のラベルも残っていて、はっきり年代も確認できます。
ベントウッドチェアファンの方にはきっと大満足いただけるコレクションアイテムです。
尚、生産国については、年代的には当時、オーストリア・ウィーン工場と、チェコスロヴァキア・コリッチャヌイ工場の
2工場が存在していたので、チェコ製である可能性もありますが、
初期のモデルであると仮定し、オーストリア製とさせていただいております。
さて、もうこれ以上語る言葉はありません。
以下、とくとお写真をご覧になってください・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1860～70年ごろのスーパーアンティーク、トーネット社のクラシックベントウッドチェアです。
1世紀半ほど経過していることになります。
デニムがかつて見た中で、最も古いクラスのベントウッドチェアになります。
ファーストモデルですので当然といえば当然ですが。
ファーストモデルのデザイン上の特徴は、そのとがったトップレイル(背のトップ。笠木)の形状。
テーパーライン気味に細くシャープに削り込まれ、とがったダブルループ形状をもつこのトップレイルは、
まさに「ウィーンの曲線」と呼ぶにふさわしい美しさ。
しかし、このトップレイルもほどなく、均等なラウンドループに変更されてしまいますが、
このとがったシャープなループ形状こそが、マニアが血眼になって探している
ファーストモデル独特のオリジナリティなのです。
※左の3つのモデルがNo14ファーストモデル。右は現行に近い2ndモデル。
ファーストモデルは3度ほど改定されていて、最初期の1859年発売モデルは、
まだ無垢の曲げ木技術が確立されておらず、背もたれにはまだ積層材が使用されていたといわれています。
(上記写真一番左のモデル。こちらは1859年に発売される以前のプロトタイプ=ジョセフネイガーJoseph Neygerモデル)
その後、曲げ木技術が確立し、総無垢のビーチ材で製作が可能となりましたが、
それでもまだ初期には、完全なノックダウン(組み立て式)ではなく、
背のループの一部には接着により継ぎ合わせされている部分が残されていました。
(上記写真左から2番目のモデル)
そして、初めて完全なノックダウンになったモデルが、上記お写真の右から2番目のモデル。
それがこちらでご紹介しているNo14ファーストモデルなのです。
さて、話が脱線しましたが、素材は良質なヨーロピアンビーチ材。
年月を経過している曲げ木椅子ですが、大きく破損したような箇所もなく、
入荷時よりほぼパーフェクトなコンディションでした。
おそらくコレクターによる所蔵品だったのでしょう、
普通に使用されていれば、このような状態のまま維持されるはずはありません。
歴史的なトーネット社の遺品として、「博物館」で所蔵するのがふさわしいクラスのアンティークと思います。
こちらは最初期のトーネットTHONET社製。
座裏のラベルもきちんと残っています。
ちなみにラベルを見れば、年代が確認できます。
こちらは1860年から1880年まで使われていた紙ラベル仕様。
明らかに1870年前後に製造されたものであることが証明されています。
紙製のラベルははがれやすいので、メンテナンス時にはラップフィルムでマスキングした上で、
慎重にクリーニング等行っております。
当店では基本的なメンテナンスをしっかりと行いました。
接合部分の多くが木ねじでのジョイントになっていますので、
緩みや破損がないかどうかのチェックを行い、すべて増し締めを行っています。
脚回りなどもガタつきぐらつきはほぼ解消しています。
驚くべきことに、実用強度を未だに保持しております。
座面についてはオリジナル同様のケインシート(籐張り座面)となっております。
もちろん、150年前のケインシートがこんなにきれいなわけはありませんので、
近年に張り替えられたものと思います。
しかも、コレクションであったことがうかがわれるように、ほとんど未使用と思われるコンディション。
軽くて丈夫、実用にも観賞にも適しています。
クリーニングは行う必要もないほど磨きあげられてきれいでしたが、デニムでも独自配合のメンテナンスオイルを使用し、
脚の裏までしっかりと行っています。
お届け時にも再び隅々までクリーニングを行ってから出荷いたします。
塗装面では現状、ほぼオリジナルの状態です。
経年のためやや退色した状態で、ナチュラルなライトカラーとなっておりますが、
かなりコレクションとして蜜蝋ワックスなどで磨きあげられてきたのでしょう、
木肌はパテナ(古艶)でつやつやな状態でした。
従いまして、ワックス仕上げのみ行っております。
最終の仕上げにつきましては、これほどのコレクションですので、
塗装は次のオーナー様のご要望にお応えいたしたく、思っております。
以下からお好みの仕様をお選びください。
※いずれも無償対応です。
①現状 : おそらく150年前のステイン塗装が退色して、ほぼ白木に近い色合いになっているのが現状です。
コレクターが所有していた状態です。
②ライトブラウン : ステイン塗装(染色系)なので微妙な色調整は難しいですが、
「あめ色」というくらいのお色味に調整いたします。
だいたい、このくらいのお色味(もう少し薄め?)です。
③ダークブラウン : やや濃いめのステイン塗装です。
大体このくらいのイメージです。
※木目を生かしたアンティーク塗装に限らせていただきますことをご了承ください。
赤や白にしたい、という場合には有料になります。
※ステイン塗装は木地にしみこませる塗料ですので、木の質により微妙な色味の調整が難しい場合もございます。
なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
きっとご満足いただける一生ものの1脚になると確信しております。
150年近く経過したアンティークと考えれば非常に良いコンディションのファーストモデルです。
まさに”ヘリテイジ”クラスにふさわしい歴史的アンティークと思います。
最後は全体を天然蜜蝋ワックスで丁寧に&大切に磨き上げてお届けいたします。
自信をもってお勧め出来る逸品です!
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
ドイツよりスーパーアンティークのベントウッドチェアが入荷いたしました!
しかも!
トーネット社最大のヒット作、No14のファーストモデルです!
コレクタブルズのアンティークとして、大変貴重なお品になります。
No14はアンティークチェアとして流通量の少ない方ではありませんが、
コンディション、その素性の確かさなど、こだわればこだわるほどその希少性は高くなってまいります。
未だかつて、このNo14ファーストモデルの存在を、筆者は日本ではほとんど確認したことがありません。
おそらく日本では2脚目、ということになるでしょう。
入手困難なお品、というありきたりなアンティークチェアではなく、
所有された方が、人類の文化遺産として、次代へ残していく義務を負う、
という、まさに”ヘリテイジ”クラスのお品になります。
アンティークベントウッドファンの方には、その価値の高さ、というよりも、
「所有する」という責任の重さが、充分お分かりいただけるものと思います。
とはいえ、軽くて丈夫なベントウッドチェア。
150年以上時を経てもこの姿です。
さすがですね!
質、コンディション、希少性ともにスペシャルなスーパーアンティークです。
もはや現トーネット社のドイツですら、まず見つけることができない、大変貴重なNo14ファーストモデルです!
高価なお品ですが、その希少性を考えれば決して法外なお値段ではありません。
むしろ破格のお安値と思います。
椅子マニアの方、コレクターの方、ぜひお早めにご検討ください!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
↑2000年代にファーストモデルが復刻された際、記念切手が発売されました。
↑間違いなくファーストモデルの証し
↑こちらは現行ポーランド製(近年の標準形)のループバック。背のトップの形が違うことにご注目。
↑ファーストモデルのころは脚先が先細りしている手仕上げモデルでした。
現行品はストレートな曲げ木。量産に適した形状です。
↑こちらはファーストモデルよりも古い19世紀中盤のNo14プロトタイプ(ジョセフネイガーモデル)との比較。
さすがにハンドメイド品と比べればファーストモデルでさえ、量産家具らしさが出ています。
↑脚の曲げ木もプロトタイプは「二重の曲げ」=S字カーブという、難易度の高さ。
↑右は現行ドイツ・トーネット社のNo14後継モデル、214(脚が結えられたKモデル)。
プロトタイプ→ファーストモデル→現行モデル、という珍しい図。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | OriginalトーネットTHONETベントウッドチェアNo14ファーストモデル | |||
| 品番 |
DC1054
|
管理番号 | Lot15-3_0214 | |
| 販売価格（税込） | 169,560 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ | 幅 420mm 奥行 475mm 高さ 915mm 座面高 460mm 座面奥行 390mm | |||
| 送料ランク・重量 |
B/2ランク 送料目安：4,400円～7,040円
（沖縄 10,010円）
らくらく家財宅急便による配送：同ランクの椅子をもう1つ同梱できます。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ |
椅子/Chair
＞ ダイニングチェア/キッチンチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection ＞ ベントウッド/トーネット |
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| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | オーストリア | 年代 | 1870年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | オーストリア | 年代 | 1870年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ローズウッド | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ナチュラル系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 木 | |||
| その他の素材のカラー | 素材色 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | 少ない | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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