スーパークオリティ インレイ バールウォルナット&オルモルデコレーション ヴィクトリアン クレデンザ アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
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SB0433
イギリス
1850年代 スーパークオリティ インレイ バールウォルナット&オルモルデコレーション ヴィクトリアン クレデンザ
| サイズ |
幅 1665mm 奥行 415mm 高さ 1060mm 収納部内寸・幅 710mm 収納部内寸・奥行 335mm 収納部内寸・高さ 900mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
英国19世紀半ば、“ヴィクトリアン”の時代に製作された、バール・ウォルナットの “クレデンザCredenza”になります。
およそ170年ほど前の家具になります。
クレデンザとは、ミッド～レイト・ヴィクトリアン当時、上流階級の間でとても人気のあった
ヴィクトリア期のイタリア風サイドキャビネット(飾り棚)のこと。
今でもその頃のクレデンザは、コレクティングファニチャー(収集品の家具)として、
高級骨董のオークションなどでさまざまなデザインのアンティーク・クレデンザを見ることができます。
でも、現代の「美的感覚」において、素直に「美しい」、と思えるクレデンザに出会うことは、
それほどたやすいことはありません。
当時の貴族階級の家具でしたので、現代感覚では必要以上に装飾過多だったり、
デザインのセンスが21世紀的ではなかったりして、
現実に実用アンティークとしてお使いいただけるお品を探し出すのは、なかなか難しい仕事です。
特に、クレデンザの中にはシフォネア(フランス風サイドボード)のように、
ミラー付きの天飾り(ミラーバックボード)がついているものは、より豪華な装飾が施されていたりします。
シフォネアのようなサイドボード用途の家具とは違って、主に背の低い飾り棚用途で作られたケースの多いクレデンザは
もともと天飾りのないサイドキャビネットであるタイプが多いのですが、
それでも中にはやはり、その壮麗さを競うように、バックボードが設置されていたりするものも少なくありません。
そのバックボードは、インテリアとしては装飾的なのですが、現代のインテリアにはちょっと装飾過多。
実用用途においても、現代では使用上によっては邪魔になる場合もありますので、
その場合ボードは撤去され、サイドキャビネットとして後年リメイクされていたりもします。
シフォネアなどでは、そのようなケースが多いため、何らかの理由で下台だけになったシフォネアを
別に ”シフォネアベース” と呼んで区別していたりもしますが、クレデンザについては、
元々サイドキャビネットとして作られたものが多かったのでしょう、
特にバックボードのあるなしにかかわらず、クレデンザとしてひとくくりにしています。
ちなみに、こちらのクレデンザには天板に飾りのあった形跡はありません。
もともとハーフムーン型の正統なサイドキャビネットとして作られたものなのでしょう、
正真正銘のヴィクトリアン・クレデンザかと思います。
アンバランスさなど微塵も感じさせないルックスです。
間違いなく、こちらのクレデンザについては、数少ない現代センスをもつアンティークアイテムの一つといえます。
ところで、そもそもオリジナルのクレデンザは、16世紀ごろのイタリアで作られていた貴族のための高級家具。
16世紀当時のイタリアと言えばルネッサンスの時代ですから、
言うまでもなくそのデザイン性は、世界の最先端を走っていました。
さらに、イタリア・ルネッサンスの家具と言えば、現代イメージの商業的な家具などはほとんど存在せず、
基本的には全てが芸術性の高い最高傑作。
つまり、本来「芸術作品」だったものを、19世紀当時の家具の最先進国=イギリスが、
上流階級用の家具として復刻を試みたわけですから、そんなヴィクトリアンのクレデンザに
そもそも価値の低いアンティークなどは存在いたしません。
こちらのクレデンザももちろんその例にもれず、いや、それどころか数あるクレデンザの中でも、
そのクオリティの高さは抜きんでているレベルにあるかもしれません。
何せ、この、見たこともない豪華な化粧張り。
たしかに、インレイ・バールウォルナット自体が希少なものですが、
明らかに杢を厳選して各パネルに張り込んだ、信じられないほどの縞が渦巻くバール杢、
そしてこのアートクラスのマーケットリーインレイ(絵画調の象嵌)およびピンストライプのストリンギング(線象嵌)、
これほど見事な、マーケットリーインレイ・バールウォルナットはかつて見たことのないほどの秀作です。
この杢目、よーくご覧になってください。
1万本に1本と言われる、フレンチウォルナットのバール杢が、天板にはシンメトリーに、
そして、ドアパネルや台座には、あたかも彩りをデザインするように化粧張り。
筆者も長くこのような化粧張り装飾を見てきましたが、
これほどのセンスとインレイ&ベニヤリングワークは、5本の指に入るクラスかと思います。
フレンチウォルナットのバール杢は、ブラジリアンローズ、スパニッシュマホガニーとともに、
アンティークの主材の中でも最高級の三大逸材のひとつ。
これらの銘木を、無駄を承知で良い部分だけを使用するなんて・・製作者は、
とにかくトップクラスの家具を作りたかったのでしょう。
それは両サイドの曲面ガラスを見てもその意気込みが感じられます。
当時のハンドメイドのガラス製法で正確な曲面率のカーブガラスを製作するということがどれほど困難だった事か・・。
今では見ることのない、ゆらゆらと景色が映りこむアンティークガラスもまた、
このクレデンザの重要なアクセントとなっています。
しかもそれだけではありません。
ご覧の通り、躯体を引き締めているゴールドのモールディングデコレーションは、
かのナポレオンが好んだ”オルモル装飾Ormolu Embellishments”。
歴史に詳しい方ならご存知かもしれませんが、オルモル装飾は、フランス19世紀前半、
ナポレオン1世のエンパイヤスタイルの家具装飾で流行した金属パーツ。
基本的にプロンズベースに金メッキを施した高級金具で、当時の豪華な宮廷家具だけにみられた貴族好みの装飾です。
定かではありませんが、躯体正面の、縁を飾るモールやアクセントのメダリオン装飾等、
おそらくいずれも金メッキのように見え、(本物の)オルモル装飾ではないかと思われます。
彫刻が細かくて平坦面が少ないので目視では正確に判断はできません。
少なくとも、19世紀半ばのオリジナルのオルモル装飾ですから、
本物の可能性は極めて高く、これだけでも相当な価値のあるものであることは間違いないところです。
率直に言って、これほどのアンティークをデニムが入手できるとは信じられない気持です。
こちらはイギリスの契約ディーラーがアンティーク家具オークションで競り落とした品になりますが、
間違いなく、前有者はその土地の名士だったことでしょう。
残念ながら所有者情報はありませんが・・。
とにかく確実に、今まで入荷したどの家具よりも、豪華さでは超えるものは無い、
唯一無二のアンティークと思います。
メンテナンスについても、これほどの家具ですから、デニムの職人総出で対応させていただきました。
この美しいキャビネットの内装については、できれば次のオーナー様のお好みでお決めいただこうと、
塗装仕上げまでにとどめています。
オリジナルのようなベルベット地や、華やか系のサテン地、シックなコットン地など、
使われる場所や用途で、張地の質感やカラーをお決めいただければと思います。
もちろん、現状の塗装仕上げでも決して商品価値を下げるような仕様ではありません。
この仕様のまま、定期的なワックス磨きなどで内装の味を深めていっていただくのも、
それはそれで一興かと思います。
きっと将来にわたっても、長く愛着をもってお伴していただける家具になると確信しています。
流れるような盾をかたどったボウフロント(弓型)のフォルムは、実用家具としてもパッケージングが良く、
コンパクトサイズながらディスプレイと収納を備え、利便性の高い機能性もあります。
もちろんアンティーク家具らしく、ロック機能があり、大切なコレクションのセキュリティも確保いたします。
アンティークとしても良い歳月を経てきていて、
三大銘木の主材バールウォルナットは、デニムのメンテナンスの甲斐もあり、
この上なく素晴らしい色つやに育ってきています。
本当に非の打ちどころがありません。
ぜひ次代へと引き継いでいっていただきたい、紛う事なき人類の「文化遺産」になります。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
高級アンティーク家具の代名詞、イギリス製クレデンザです。
1世紀半ほど前に製作されたジェニンアンティーク(真の骨董)です。
コンパクトで薄型のサイドキャビネット、ボウフロント(弓型)のフォルム。
3ドアの曲面ガラスが、より一層、家具としての質の高さを感じさせます。
バールウォルナットの木肌は年を重ねてきたすばらしい色つや、風合いを身にまとい、
そのフォルムも無垢材ながら1世紀にわたってゆがみなどの形状変化を伴わず、
今なお端正な状態をとどめています。
素材は一見すると・・ローズウッドのようにも見えます。
天板面は明らかにバールウォルナットの杢ですが、フロント面は墨汁を水面に垂らしたような
ブラジリアンローズの縞杢のようにも見えます。
ただ、家具の状態で微妙な杢の違いを見分けることは困難ですし、
バールウォルナットも“バーズアイ”のような珍しい縞杢もありますので、正確なところは判断できません。
いずれにしても、この上のない最高級マテリアルが使用された、まさに貴族仕様であることは間違いありません。
なかなかこれほどの家具にめぐり合うことは、一生のうちにそう何度もないことでしょう。
絵画調のマーケットリーインレイ、そしてピンストライプのストリンギング(線象嵌)も、
こんなに細かな描写が可能なのかと驚かされるほどの出来。
ハンドメイドの曲面ガラスとともに、各分野の匠たちが精根こめて協業し、
製作した作品であることは間違いないです。
このような家具ともなれば、さすがにかなり大切に受け継がれてきたものと思われ、
入荷時より基本的なコンディションは良好でした。
躯体に大きな破損は皆無、目立ったフレームの反りなども見られず、1世紀にわたって端正なフォルムをとどめています。
素材の良さ、つくりの確かさがわかります。
もちろん、無垢の家具が一切の収縮なしに歳月を送ることはあり得ませんので、
天板には若干の反り、両サイドの扉には多少の変形が見られます。
ただし、いずれもアンティークとしては許容範囲内のもので、見た目も使用上も、
商品価値に影響するものではありません。
インレイは非常に美しいマーケットリー&ストリンギングで、欠損一つありません。
素晴らしい保存状態です。
躯体のベース材には、ヴィクトリアン家具らしくオールドパインが使われています。
もちろん総無垢。
背板はヴィクトリアン家具独特の赤い色粉で染色されています。
この辺りの仕様は時代考証として残しておきたいところです。
また躯体は、オルモル装飾と呼ばれるフランス風の金属パーツで飾られていますが、
パーツについては周囲のモールや中央のメダリオンともに欠品はなく完品、
後年の交換歴も見られませんので、おそらく150年前のオリジナルと思われました。
本来オルモル装飾はブロンズ(真鍮)に金メッキが施されたパーツになりますが、
確かにこちらのパーツも通常の真鍮の色艶とは違い、
腕時計などの金張りに見られるような美しい輝きを維持しています。
確実ではありませんが、おそらく一部は金メッキされた本来のオルモル装飾と思われ、
かつ、部分的には金張りが残っているものと思われます。
また貴重なオリジナルの曲面ガラスには気になる割れやヒビはありません。
左右だけではなく、中央扉のガラスも、緩い曲面を描いています。
いずれもゆらゆら写り込みが揺れるオリジナルのアンティークガラスです。
ちょっとガラスがきれいすぎるようにも見えましたが、明らかに古いアンティークガラスですので、
仮に交換されていたとしても相当に古い時代のことでしょう。
このアンティーク・カーブガラスだけでも相当価値あるアンティークアイテムと思います。
これほど歴史のある家具になりますと、パーツの欠損やガラスの破損などはありがちですが、
これだけオリジナルの状態を維持できていたということは、150年間ワンオーナーだったか、
あるいはよほど良い環境でメンテナンスが継続されていたか、いずれかでしょう。
いずれのヒストリーでも、アンティークとしての「格」を上げるようなコンディションといえます。
キーにつきましては、入荷時には付属しておりませんでしたが、ロック自体は正常な状態でしたので、
合鍵を作製すればロックアンロックの機能も再生できるものと思います。
内部に張られていたウォールクロスは劣化が酷く、張替をする必要がありました。
当初はモスグリーンのチンチラ調ベルベット地が張られていました。
通常デニムでは、仕上がりの見栄えを考えて、ピンクサテンの輸入生地などをセレクトし、
華やかな内装に交換再生をするところですが、さすがにこれほどの高級骨董ですから、
張り地については、次のオーナー様にお選びいただくことが最良ではないかと思われました。
その場合、生地張りをせずに塗装仕上げにしておけば、
お好みの生地での内装変更を依頼された時でも、迅速に対応が可能。
内装の塗装色も、外装と調和させておけば、そのままでも長くお使いいただけます。
ということで、ここでは塗装仕上げにしておくことといたしました。
さて、メンテナンスはまず、構造面の補強から始めます。
まず前準備として、装飾されている金属パーツを慎重に外します。
折れてしまったら大変ですからね。
そして交換予定のウォールクロスをはがしていきます。
かなり生地の劣化が進んでいましたから、この生地は150年前のオリジナルの可能性もあります。
フレームを裸にした状態で、接合部を確認。
緩みのある個所には締め直しを行い、フレーム強度を向上させます。
また脚元のガタつきをなくし、躯体の歪みを矯正します。
なお、扉の開閉状態は調整済みで問題はありません。
ちなみに扉のヒンジ金具には19世紀独特の、
外からは見えない特殊なパーツが使用されています。
このヒンジは、外から見えにくく美しい外観に仕上げられますし、
長く使用に耐えられるという構造的な強度も持つ反面、設置されると熟練した修復職人でなければ脱着が難しい、
というメンテナンス時の利便性の面ではやや難があります。
ただ、デニムがメンテナンスを担当する限りは問題ありませんので、ご安心を。
躯体の構造補強をしたのち、塗装の前にクリーニングと塗装の下準備を済ませておきます。
もともと塗装面は、全体的にしっかりワックスが乗っている感じでした。
前オーナーの手入れの良さがうかがえます。
ただし、これほどの銘木の素材ですし、美しく再生させたいところ。
色褪せて乾燥も進んでいましたので、全面的に再塗装をすることにいたします。
旧塗装をサンディングで全面剥離、また150年間の汚れも同時に削り落としていきます。
サンディングの出来ない箇所は、デニムの愛用する
「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュClean-A-Finish 473ml」でクリーンアップ。
クリーンな印象にお感じいただけるまでには、まずまずきれいになりました。
大変だったのは、生地張りを剥がした後、残った接着剤剥がし。
内壁の木部をきれいに塗装するためには、これらのこびりついた接着剤はきれいに落としておかなくてはなりません。
今回のメンテナンスで最も重労働の作業でした。
職人が1日がかりで何とかきれいさっぱりと落としきりました。
外装は150年前の生まれたままの姿にまでしっかりと剥離、時計の針を1850年まで戻しました。
さすがの銘木、息をのむほどの美しい杢が現れました。
次に仕上げ塗装の工程になるわけですが、これ程の銘木の塗装では、
ある程度の熟練した修復職人の手で行う必要があります。
一般的なアンティーク塗装の家具ですと、塗装後の色調をきれいに整えるために、
塗料を使って着色し、色ムラなどの対応をするのですが、このような銘木ですと、着色などはご法度です。
仕上がりのお写真を見ていただければと思うのですが、この外装色には一切着色をしておりません。
これが素の色なのです。
このような銘木の色つやの自然な発色を知らずに着色してしまうと、
とても残念な仕上がりとなってしまいます。
かといって、色を付けないと古い素材だけに色ムラが激しく、
なかなかきれいな仕上がりにはなりにくい。
ここで熟練のノウハウが必要になってくるわけです。
着色せずに全体の色調を整える・・何度もやり直しが生じる難しい作業です。
旧塗装の剥離後、こちらには英国直輸入、天然樹脂製のシェラックニスのみを使用しています。
ニスは半透明のあめ色、茶色といえば茶色ですが、ただの黄金色の液体です。
それでも塗装後にはこのような華やかな赤みを放ち、見事なバール杢がくっきりと現れました。
マーケットリーインレイやストリンギングもしっかりと引き立っています。
きれい目ではありますが、時代感を残したとても味わいのある風合いに再生されました。
外装の塗装の後は、内部を塗装仕上げします。
内部もオールドパインの良材が使われているとはいえ、こちらは「節」もありますし、
色を付けないと外装とは色調が変わってしまいますので、英国製のウォルナットステイン塗料で色調整、
落ちついたアンティークウォルナットの色合いに統一いたしました。
外装のカラーよりもワンランク暗めにしたことで、
表側の色合いが、より華やかに見えるようになったのではないかと思います。
特にお好みの生地がないのであれば、これはこれで、このままアリかな、とは思っております。
もしお好みの生地がございましたら、お届け前にその旨お知らせくださいね。
作業工賃無償にて対応させていただきます。
、生地につきましては実費ご負担ください。
※申し訳ございませんが、お届け後、またはセール販売時の作業の場合には、作業工賃を別途お見積りいたします。
背板については、ヴィクトリアンらしい赤い色粉の状態を変えないように、
赤い「との粉」を用意して背板に塗布、オリジナルの状態をきれいな状態に再生できました。
これもデニムの修復のこだわりです。
※との粉のふき取りはしておりますが、触ると赤い粉が手につく場合がございます。
気になる場合にはワックスなどを塗布しコーティングしていただければ色はつきにくくなります。
そして、作業はいよいよ終盤。
外したオルモル装飾を一つ一つ丁寧に磨きあげていきます。
ソリッドブラスと金メッキ。
ダメージを与えないように慎重に行っていきます。
余り磨きすぎると、万が一金メッキだった場合、ちょっと残念な気分になりますので、
汚れ落とし&艶出し程度で、優しく丁寧に作業を進めました。
ぴかぴかとまではいきませんが、クリーンな印象を持っていただける程度には
綺麗なゴールドアクセントが再生できました。
この作業も結局、職人スタッフが一日がかりの重労働になりました。
最後は合鍵を製作、ロックを扉につけ戻して施錠解錠の調整です。
ロック本体はヴィクトリアン独特の複雑な構造。
しかしながら、大体ヴィクトリアンの高級ロックは精度が高いので、
合鍵さえできれば機能的には全く問題はありません。
現状、かしゃんかしゃんと、ロックは正常に動作しています。
ただ中央のロックのみ、長年の使用で内部が少し摩耗しているのか、それとももともとのものなのか、
解錠時に2回まわしでロックが外れます。
ちょっとご留意くださいね。
3ドアともに1つのキーで全てロックアンロックが可能です。
大切なアンティークコレクションも安心して収納して置けるセキュリティが確保されています。
※扉の鍵の開閉の際は、扉を片手で軽く奥まで押して閉じ切った状態にしていただくと、スムースに鍵が回ります。
以上、これほどの高級骨董ですので、隅から隅まで、手抜きなく、
かつこだわりを持って、しっかりと王道のメンテナンスを行いました。
最後は塗装の完全乾燥を待って英国直輸入の天然蜜蝋ワックスで艶やかに磨いて仕上げます。
デニムスタッフ総出で一ケ月ものレストア期間を費やし仕上げた、
「最高級」の称号にふさわしい素晴らしいコンディションです。
自信をもってお勧めいたします。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
大変美しいキャビネットが入荷したしました!
ヴィクトリアンの最高級キャビネット、クレデンザになります。
多くのアンティークを見てきましたが、
これほど美しく印象的なキャビネットは、数えるほどしか出会っておりません。
数年に一度の「傑作」といっても言い過ぎではなさそう・・。
しばらく目を外すことができませんでした・・。
まさにため息ものの美しさです!!
表面は「木の宝石」と呼ばれる希少なバール・ウォルナットの化粧張り、
そして全面に施された美しく細やかな象嵌(インレイ)細工とブラス&ゴールドのオルモル装飾、という、
まさに贅の限りを尽くしたグラスキャビネットです。
オリジナル時と違って内装は外装色に近い色合いで塗装仕上げとしていますが、
それはそれでシックで良い雰囲気です。
決してその価値を格落ちさせるものではなく、それどころか、より一層、
見事な外観を華やかに引き立たせています。
製作から既に170年を超えていますが、歴代オーナーが大切に扱ってきたことを伺わせ、
質、デザイン、コンディションともに3拍子揃った、真のスーパー・アンティークと評価しております。
確かに高価なお品ですが、それでもこのクラスのクレデンザを、英国アンティークで最も権威のあるプライスガイド、
”Millers”のコレクティングファニチャーリストで見ていただければ、
￡3,000～5,000(1イギリスポンド=現在約195円)と、
ほぼ現地相場レベルかそれ以下であることをご理解いただけるものと思います。
将来の資産として、いや、人類の「文化遺産」として、せひ次の世代へと引き継いでいっていただければと思います。
これが一期一会の出会いです!
次のオーナー様のご連絡をお待ちしています。
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
↑棚板は外せます。
↑棚板は外せます。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | スーパークオリティ インレイ バールウォルナット&オルモルデコレーション ヴィクトリアン クレデンザ | |||
| 品番 |
SB0433
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管理番号 | LC38-17_0217 | |
| 販売価格（税込） | 605,000 円 | 在庫数 | 1 | |
| サイズ |
幅 1665mm 奥行 415mm 高さ 1060mm 収納部内寸・幅 710mm 収納部内寸・奥行 335mm 収納部内寸・高さ 900mm ※内寸代表サイズは中央戸棚全体です。（上棚高さ：480ｍｍ／下棚高さ：400ｍｍ） ※左右の戸棚内寸は、幅400ｍｍ×奥行300ｍｍ×左棚高さ1段目：340ｍｍ／棚高さ2段目：240ｍｍ／棚高さ3段目：300ｍｍ（右棚高さ1段目：330ｍｍ／棚高さ2段目：240ｍｍ／棚高さ3段目：310ｍｍ）です。 ※棚板は外すことができます。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Fランク 送料目安：23,375円～40,645円
（沖縄 0円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ |
家具/Furniture
＞ キャビネット/ブックケース
家具/Furniture ＞ サイドボード/カップボード/ドレッサー |
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| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1850年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン&ニス&ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1850年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | エルム | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | Ｓ級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 金属 | |||
| その他の素材のカラー | 素材色 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | あり | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
ご購入・お問い合わせ・入荷予約
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商品数：0点
合 計：0円
