ソリッドオーク ツイスト スモールドローリーフテーブル アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
DT0556
イギリス
1920年代 ソリッドオーク ツイスト スモールドローリーフテーブル
| サイズ | 幅 760mm 奥行 760mm 高さ 745mm 最大拡張幅 1215mm | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
イギリス1920年代に製作されたイギリスアンティーク一番人気、ツイストレッグのダイニングテーブルです。
色つやがとてもよく、よい歳月を重ねてきた逸品です。
すでにご存知の方も多いとは思いますが、
このテーブルは“ドローリーフテーブル”と呼ばれる、天板が拡張するタイプのエクステンションテーブルです。
収納されている拡張天板(リーフ)を引き出す(ドロー)と、天板の有効面積が1.5倍以上もワイドになりますので、
急な来客時などには大変重宝すると思います。
このテーブルは収納時の天板サイズが比較的コンパクトな76cm角。
お二人程度のダイニングには十分な広さかと思います。
さらに両側エクステンションすれば1.2m以上ありますので、
4人掛けにも対応できると思います。
とても使い勝手は良好です。
このテーブルの特徴としましては、通常4本の脚をつないでいる“ストレッチャー”(補強材)がありません。
そのため足元がとてもすっきりとしていて、
「ストレッチャーがあるとどうも足元が狭苦しくて・・」という難点も解決されています。
椅子の収納性もグッドです。
もちろん補強材がないとは言っても、ソリッド・オークのしっかりとしたつくりですので
強度的には全く問題はありません。
とはいえ、邪魔なストレッチャーもあればあったで「いい足置きなんだけど・・」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、そのあたりは好き好きですね。
スモールサイズのドローリーフテーブルは人気があってなかなか出てこないので
お探しだった方はぜひこの機会にご検討ください。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
イギリスアンティークならではの、味のあるダイニングテーブルのご紹介です。
「ろくろ」脚が特徴の、ツイストドローリーフテーブルになります。
今から100年ほど前に作られたジェニンアンティーク(真の骨董)ですが、とても丈夫な作りで
またちょっと小ぶりなサイズですので、ワークテーブルなどとしてもお使いいただける実用アンティークテーブルです。
素材はオーク材の総無垢で製作されています。
天板に広がる、良質なオーク材独特の杢目がとてもきれいに出ているお品です。
ツイスト脚の太さとねじりの形状のバランスもとても良いですね。
サイズも拡張板収納時で76cm角のスモールサイズ。
お一人暮らしの方などにもとても使いやすそうです。
尚、こちらの脚元にはストレッチャー(脚をつなぐ横貫)が有りません。
すっきりとしています。
ストレッチャー有りのものと比べ、強度面でデメリットはある反面、
椅子の収納に邪魔にならないという使用面で大きな利点が有ります。
とはいえ、しっかりとしたオークの脚部4本は見るからに安心感が有り、強度面での不安はありません。
造りの良さはデニムの折り紙付きです。
入荷時のコンディションですが、全体的にかなりヘビーユースされてきたようで、
脚にはグラつきがあり、天板を中心に使用感もあり、それなりにしっかりとしたメンテナンスが必要な状態でした。
あと、無垢の家具としては致し方のない点ではありますが、湿気や水分の影響かと思いますが、
繊維の収縮により、天板が縮んでしまっていて接ぎ木を必要としている状態でした。
おそらく、元オーナーはきれい好きで、頻繁に水拭きをされていたのかな、と想像しています。
しかしながら、現代家具と違ってそういう不具合についても、
古来からの無垢の良質な家具は対処ができるように設計されています。
ですので一般的な組み直し作業の延長で解決が可能です。
作業はまず構造補修から始めました。
脚周りは釘を使わないほぞ組構造ですので、一度バラバラに分解。
古い接着剤は取り除いたのち、再び組み直しを行います。
このばらばらにする作業は、アンティークの「脚もの家具」では重要な「締め直し」のイチ工程ですが、
この基本的なメンテナンスをするだけで、見違えるほど接合部の剛性感がアップいたします。
脚は無垢材製ながら変形や歪みもなく、見た目も端正な状態ですので、組み直したことにより、
これからもまだまだ末永く、日常のヘビーユースに十分耐えられる状態になりました。
安心してお使いいただけるコンディションです。
続いて天板の接ぎ木をします。
天板は「框組(かまちぐみ)」というやはり釘を使わない無垢のテーブルならではの天板構造。
天板の鏡板が100年の歳月が経過して1cm強、縮んでしまってはいますが、
そういう状況でも補修が問題なくできるよう、框組には昔の職人さんの知恵が凝縮しています。
デニムではそういう過去の「遺産」はきちんと受け継いで修理をいたします。
同じように100年ぐらい経過したデニムのオーク無垢の古材ストックの中で、
風合いの似た板目の材を探し出して使用します。
なかなかこういう伸縮式のテーブルを削り合わせていくのは時間がかかる作業ですが、
何とかうまく接ぎ合わせができました。
100年ほど経過し、かなり収縮を終えた素材ですので、
もうこれ以上は縮んでしまうことはないとは思いますが、
万が一縮んだとしても、何度でも修復して再生が可能な構造ですので、安心していただけるかと思います。
さて次はクリーニングです。
隙間に詰まった埃などを強力エアーダスターで吹き飛ばし、
水拭きや「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュ 16oz(473ml) 」にて徹底的にお掃除致しました。
全体的に清潔な印象を持っていただけるものと思います。
続いて塗装の下準備としてのサンディングにかかります。
天板は凹凸が有りましたので、電動工具の力を借りてしっかりと削り落し、フラットな面を出しました。
無垢板ならではのメンテナンス方法で、天板がすり減って無くなるまでは何度でも
美しく塗り直すことが可能、という理屈です。
といっても、一回で削るのはせいぜい0.5mm程度ですので、
現実的には天板がすり減ってなくなるなんてことはありえないことですけど。
旧塗装が剥がし落とされて、100年前の素地が顔を出しました。
イングランドオークらしく、杢の美しい板目です。
天板以外も足付け(塗料の密着性を上げる)程度にはサンディング致します。
着色は、英国直輸入のオイルステインにて色味を整えます。
ジャコビアン様式らしくジャコビアンオークの黒檀色で引き締めます。
ただあまり黒っぽくなりすぎないよう、またあまりきれいになりすぎないように、
杢目や時代感などに配慮しながら色を付けていきます。
仕上げ塗料には、伝統的な英国製の自然塗料、シェラックニスを使用しています。
きれい目ながらアンティークらしく良い風合いに仕上がったものと思います。
使い込むほどに味が深まるアンティーク仕上げですが、水分や熱には弱いので、
そのような場合にはワックスやランチョンマットで塗面を保護してくださいね。
デニムではオプションサービスで、メンテナンスフリーでワックスの必要もなく、
耐水性や耐熱性を持たせた2液ウレタンコーティング塗装も行っております。
お気軽にご相談くださいね。
※ウレタンコーティング塗装は天板3面全面で塗装費用20,000円税抜になります。
天板裏のフェルトはかなり劣化しておりましたので、すべて交換いたします。
補助板を引き出す際に、天板同士のすり傷がつきにくくなっております。
以上、高価な価値あるテーブルですので隅から隅まで手を尽くしました。
もともと悪くはないコンディションでしたが、当店にてさらに、フルメンテナンスを施しておりますので
一層ご安心してお使いいただける状態になっています。
もちろん生活骨董品ですので、メンテナンス後も全体的に許容範囲程度には小傷、色むらは見られますが、
商品価値に影響するほどのものではないと判断しております。
なかなか探してみると見つからないスモールサイズのドローリーフテーブルで、
これほどのグッドコンディションであれば、お探しの方には、「買い」とご案内させていただきます。
担当修理職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
定番人気のツイスト脚のドローリーフテーブルです。
どっしりとしたオークの重厚感に満ち溢れた、
シンプルデザインの実用アンティークです。
「ねじり」の入れられた4本脚は“バーリーシュガーツイスト”レッグと呼ばれる伝統様式のデザインですが、
すっきりとまとめられたフォルムには、アールデコの時代性が感じられて、
モダンからカントリー、古典まで、さまざまなインテリアのモードとも相性がよく、
永くご愛用いただけるテーブルだと思います。
天板の杢目もとてもきれいに出ています。
基本的にはブレックファーストテーブルなどとして、軽食用など、
オケージョナルに使われていたテーブルと思われますので、
ティーテーブルなどとしてはもちろん、ワークテーブルなどとしても、
オフィスでミーティングテーブル用途などにも、お店ではディスプレイ台としてもお役立ていただけると思います。
素材の質、デザインのバランス、仕上げの技術等、
3拍子全てが高いレベルのお品だと評価しております。
なかなか出てきにくいテーブルですので、ぜひこの機会にお早めにご検討ください!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | ソリッドオーク ツイスト スモールドローリーフテーブル | |||
| 品番 |
DT0556
|
管理番号 | Lot19-8_0316 | |
| 販売価格（税込） | 110,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ | 幅 760mm 奥行 760mm 高さ 745mm 最大拡張幅 1215mm | |||
| 送料ランク・重量 |
Dランク 送料目安：10,945円～19,525円
（沖縄 29,095円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 家具/Furniture ＞ ダイニングテーブル | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | マホガニー | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 少ない | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | 年代なり | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ａ | |
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